転職や今後の働き方を考えるうえで、キャリアデザインが大切だと言われているものの、具体的に何をすればいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。キャリアデザインとは、自分の価値観や強みをもとに、将来の仕事や働き方を主体的に設計することです。
キャリアデザインがないまま転職先を選ぶと、入社後にミスマッチが起きて早期離職につながる可能性があります。一方で、目指す働き方が明確になれば、今の職場で身に付けるべきスキルや転職で優先したい条件も見えてくるでしょう。
この記事では、キャリアデザインを考えるメリットや進め方、転職に活かす方法を解説します。今の働き方に迷いがある新卒・第二新卒の人は、ぜひ参考にしてください。
キャリアデザインとは

キャリアデザインとは、仕事と私生活の両方を含めて将来の働き方や生き方を主体的に設計することです。会社が示す昇進や異動の道筋に沿って働くのではなく、自分の価値観や強みをもとに進むキャリアを自分で決めていくことを指します。
キャリアデザインが重視されるようになった背景には、終身雇用や年功序列を前提とした働き方の変化があります。同じ会社で定年まで働き続けることが当たり前ではなくなった今、会社に任せているだけでは理想のキャリアを実現できるとは限りません。そのため、転職や副業も含めた選択肢の中から、自分に合った働き方を自分で選ぶことが重要となり、キャリアデザインが必要とされ始めました。
キャリアパス・キャリアプラン・キャリア形成との違い

キャリアデザインは、キャリアパス・キャリアプラン・キャリア形成と比べて、仕事を含めた生き方全体の方向性を決める点が異なります。それぞれの意味は以下のとおりです。
| 用語 | 意味 |
| キャリアデザイン | 仕事と私生活を含めた将来の働き方や生き方を設計すること |
| キャリアパス | 企業内で目指す職務や職位に就くまでの道筋 |
| キャリアプラン | 目標とするキャリアを実現するための具体的な行動計画 |
| キャリア形成 | 仕事の経験を積み重ねて職業能力を高めていく過程 |
4つの言葉は、キャリアデザインを起点につながっています。キャリアデザインで決めた方向性を行動計画に落とし込んだものがキャリアプランで、計画に沿って経験を積んでいく過程がキャリア形成です。会社が示すキャリアパスは、方向性を決める際の選択肢の1つとして参考になります。
転職を考える際は、会社が示すキャリアパスだけで判断せず、キャリアデザインで決めた方向性を軸に選ぶことが大切です。
» キャリアプランとは?自己分析から実行プランまでのステップを徹底解説
キャリアデザインを考えるメリット

キャリアデザインを考えると、自分が目指す方向がはっきりし、日々の働き方や将来の選択にも良い影響があります。キャリアデザインを考える主なメリットは以下のとおりです。
- 将来に対する不安が和らぐ
- 働くモチベーションが高まる
- 今やるべきことが明確になる
社会人経験が浅く迷いやすい新卒・第二新卒のうちに考えておけば、その後の転職やキャリアの選択にも役立ちます。
将来に対する不安が和らぐ
キャリアデザインを考えると、自分が進む方向がはっきりするため、将来に対する漠然とした不安が和らぎます。将来への不安の多くは、何を目指せばいいのかわからない状態から生まれます。
一方で目指す方向が決まっていれば、周囲の人の昇進や転職を見ても焦りにくく、自分のペースで判断できるようになるでしょう。社会や会社の状況が変わった場合も、自分の軸に照らして次の選択肢を考えられます。
働くモチベーションが高まる
キャリアデザインを考えると、目の前の業務が将来の目標につながっていると実感でき、働くモチベーションを高められます。たとえば、将来マーケティング職に就きたい人なら、営業の仕事で顧客の悩みを直接聞いた経験が、商品やサービスを企画する際に活かせます。日々の業務を「やらされる仕事」ではなく「自分で選んだ道の一部」と捉えられるようになれば、仕事への向き合い方も前向きに変わるでしょう。
目標に近づいている手応えを小さく積み重ねていけば、モチベーションも長く保ちやすくなります。
今やるべきことが明確になる
キャリアデザインを考えて目指す将来像を描くと、そこから逆算して今やるべきことが明確になります。たとえば、5年後にチームをまとめる立場を目指すなら、3年後にはリーダーとして小さなプロジェクトを任されている必要があります。そのためには、今の段階で後輩の指導や業務改善の提案など、周囲を巻き込んで業務を進める経験を積んでおくことが欠かせません。
目指す将来像がはっきりしていれば、目の前の選択に迷ったときの判断軸としても役立ちます。目指す将来像に近づくかどうかを基準にすれば、資格の勉強や異動の打診があった場合も迷わずに済むでしょう。
また、今の職場で身に付けられるスキルと転職しなければ得られないスキルを見分けられるため、転職すべきかどうかも判断しやすくなります。
キャリアデザインの進め方

キャリアデザインは、過去の経験を振り返ってから将来像を描き、実行できる計画に落とし込む流れで進めます。具体的な手順は以下のとおりです。
- キャリアの棚卸しをする
- 自己分析で強みと価値観を把握する
- 理想の将来像を描く
- 現在と理想のギャップを分析する
- 行動計画を立てる
過去の経験と自分の強みを把握したうえで将来像を描くため、実現の見込みがある目標を立てられます。さらに、現在とのギャップを行動計画まで落とし込めば、将来像を描いただけで終わらず日々の行動につなげられます。
キャリアの棚卸しをする
キャリアデザインの最初の手順は、これまでの経験を振り返って整理するキャリアの棚卸しです。過去の経験を書き出すと、自分が何をしてきたのか、どんな力が身に付いているのかを客観的に把握できます。棚卸しでは、以下の項目を時系列で書き出しましょう。
- 所属した会社や部署、担当した業務内容
- 業務で使ってきたスキルや知識、資格
- 業務で出した成果や実績
- 業務の中で工夫したことや改善したこと
成果や実績は、売上の伸びや作業時間の短縮など、できるだけ数字を交えて書くと強みとして整理しやすくなります。社会人経験が浅く書き出せる業務が少ない場合は、学生時代のアルバイトや部活動の経験も含めて振り返ってみてください。うまくいかなかった経験も、そこから学んだことを含めて書き出しておくと自己分析の材料として役立ちます。書き出した内容は、転職活動で職務経歴書を作成する際にも活かせます。
自己分析で強みと価値観を把握する
棚卸しで経験を書き出したら、自己分析で自分の強みと仕事で大切にしたい価値観を言語化しましょう。強みは、成果を出せた経験や周囲から頼まれることが多かった場面に共通する行動から見つけられます。
一方で価値観を知るには、やりがいを感じた経験とつらかった経験を比べ、それぞれの理由を掘り下げる方法が有効です。たとえば、「チームで成果を出せたときにやりがいを感じた」経験が多ければ、協力し合える職場環境を大切にしたいと考えていることがわかります。
また、自分だけで考えると偏りが出やすいため、家族や友人など周囲の人に強みを聞いてみると、自分では気づかなかった一面が見つかることもあります。
理想の将来像を描く
自分の強みと価値観がわかったら、数年後にどんな働き方をしていたいのかを具体的に描いてみましょう。将来像を描く際は、以下のように仕事だけでなく私生活も含めて考えると具体的になります。
- どんな仕事内容に携わっていたいか
- どんなスキルを身に付け、どんな立場で働いていたいか
- どのくらいの収入を得ていたいか
- どんな職場環境や人間関係の中で働きたいか
- 仕事と私生活のバランスをどう取りたいか
最初から10年後や20年後を考えるのは難しいため、まずは3〜5年後の姿を思い描くと考えやすくなります。描いた将来像は、自己分析でわかった強みや価値観と照らし合わせて、無理なく目指せるものかを確認しておきましょう。
現在と理想のギャップを分析する
理想の将来像が描けたら、今の自分とのギャップを明らかにしましょう。ギャップを分析する際は、以下の項目ごとに現在と理想を比べると、足りないものがはっきりします。
- スキル・経験
- 収入
- 仕事内容
- 働き方や職場環境
たとえば、「将来はWebマーケティングに携わりたい」と考えている営業職の人なら、不足しているのはデータ分析のスキルやマーケティング業務の実務経験です。ギャップの中には、今の職場で埋められるものと転職しなければ埋められないものがあります。どちらに当たるかを見分けておけば、次の行動計画で取り組む順番を決める際の判断材料になります。
行動計画を立てる
ギャップが明らかになったら、それを埋めるための行動計画を立てましょう。行動計画は「いつまでに」「何を」「どのくらい」行うかまで決めておくと、実行しやすくなります。たとえば、データ分析のスキルが不足しているなら「半年以内に統計の基礎を学んで営業データの分析に活かす」のように、今の仕事と結び付けた計画にすると無理なく続けられます。
転職しなければ埋められないギャップがある場合は、転職活動の開始時期も計画に組み込んでおきましょう。期限を区切った計画があれば、日々の忙しさに流されずに一歩ずつ理想の将来像へ近づけます。
キャリアデザインに役立つフレームワーク

キャリアデザインを考える際にフレームワークを活用すると、自分の強みや価値観、目指す方向を整理しやすくなります。ここでは、代表的なフレームワークはである「Will-Can-Must」と「キャリア・アンカー」の2つを解説します。
Will-Can-Must
Will-Can-Mustは、「やりたいこと」「できること」「求められること」の3つの観点から、自分が目指すキャリアを整理するフレームワークです。3つの要素がそれぞれ指す内容は以下のとおりです。
- Will:将来やりたいことや実現したいこと
- Can:これまでの経験から身に付いたスキルや強み
- Must:会社や社会から求められている役割
3つが重なる仕事ほど、やりがいを感じながら成果を出しやすく、周囲からの評価も得やすくなります。たとえば、「人の成長を支えたい(Will)」「後輩指導の経験がある(Can)」「社内で教育担当が不足している(Must)」人なら、人材育成に関わる仕事が目指す方向の候補です。重なりが小さい要素があれば、そこを補うことが次の行動目標になります。
キャリア・アンカー
キャリア・アンカーは、アメリカの組織心理学者エドガー・シャインが提唱した、仕事を選ぶうえでどうしても譲れない価値観や欲求を指す概念です。仕事を通じて自覚した「能力(得意なこと)」「動機(やりたいこと)」「価値観(仕事で大切にしたい基準)」の3つの要素が組み合わさったものを指します。キャリア・アンカーは、以下の8つのタイプに分類されます。
- 専門・職能別コンピタンス:特定の分野で専門性を高めたい
- 全般管理コンピタンス:組織をまとめる立場に就きたい
- 自律・独立:自分のやり方やペースで働きたい
- 保障・安定:安定した環境で長く働きたい
- 起業家的創造性:新しい事業やサービスを生み出したい
- 奉仕・社会貢献:社会や人の役に立ちたい
- 純粋な挑戦:困難な課題に挑み続けたい
- 生活様式:仕事と私生活のバランスを大切にしたい
自分のキャリア・アンカーを知っておくと、転職先を選ぶ際に何を優先すべきかがはっきりします。たとえば、「保障・安定」を重視する人が変化の激しい環境に移ると、待遇に満足していても働きづらさを感じることが少なくありません。キャリア・アンカーは一定の職務経験を通じて形づくられるため、社会人経験が浅い場合は、今の時点で大切にしたい価値観を確かめる目安として使いましょう。
キャリアデザインをうまく進めるコツ

キャリアデザインを自分に合ったものにするには、手順に沿って進めるだけでなく、考え方や見直し方にも工夫が必要です。キャリアデザインをうまく進めるコツは以下のとおりです。
- 思い込みをなくして考える
- 理想が描けないときは避けたい働き方から考える
- 周囲の意見も参考にする
- 定期的に見直す習慣をつける
特に、将来像がなかなか描けない人や、一人で考えて行き詰まっている人は、当てはまるコツから取り入れてみてください。
思い込みをなくして考える
キャリアデザインを考える際は、「今の会社で昇進するしかない」「未経験の職種には挑戦できない」といった思い込みを外し、幅広い選択肢から考えることが大切です。今までの経験や職種の延長だけで考えると、自分に合った働き方を見落とすおそれがあります。
思い込みを外すには、自分のスキルを職種名ではなく具体的な行動に分解して考える方法が有効です。たとえば、営業職の「提案力」を「顧客の課題を聞き出す力」「解決策をわかりやすく伝える力」に分解すると、人事の採用業務やカスタマーサクセスなど別の職種でも活かせることがわかります。
働き方についても、副業やフリーランスといった形を含めて検討し、今の仕事を続けながら新しい分野に挑戦する道も選択肢に入れておきましょう。
理想が描けないときは避けたい働き方から考える
理想の将来像がなかなか描けない場合は、「こういう働き方は避けたい」という視点から考えてみましょう。やりたいことがはっきりしない人でも、今の仕事で不満に感じていることや過去につらかった経験なら、具体的に思い浮かべられます。たとえば、避けたい働き方として以下が挙げられます。
- 毎日同じ作業の繰り返しで成長を感じられない
- 休日出勤や長時間の残業が多い
- 成果が評価や給与に反映されない
- 上司の指示どおりに動くだけで自分の意見を出せない
避けたいことを裏返すと、「新しいスキルを身に付けたい」「私生活の時間を確保したい」「成果が正当に評価される環境で働きたい」といった理想の条件が見えてきます。見えてきた条件を手がかりに考えを広げていけば、やりたいことが漠然としていた状態からでも、自分に合った将来像を具体的に描けるようになります。
周囲の意見も参考にする
キャリアデザインを考える際は、自分一人で抱え込まず、周囲の意見も参考にしましょう。自分では当たり前だと思っていることが、他人から見ると強みになっている場合も少なくありません。信頼できる上司や先輩、友人に「自分の強みはどこだと思うか」「どんな仕事が向いていそうか」を聞くと、新しい視点が得られます。転職市場の動向も踏まえた客観的な意見がほしい場合は、国家資格を持つキャリアコンサルタントや転職エージェントに相談する方法もあります。
ただし、周囲の意見はあくまで判断材料の1つです。最終的には、自分の価値観や目指す将来像に照らして自分で決めることで、納得感のあるキャリアを選べます。
定期的に見直す習慣をつける
キャリアデザインは一度考えて終わりにせず、定期的に見直す習慣をつけることが大切です。仕事で経験を積んだり、結婚や子育てなどで私生活の状況が変わったりすると、大切にしたい価値観や目指す方向も変わっていきます。
そのため、見直しの時期を半年や1年に1回などとあらかじめ決めておけば、忙しい中でも後回しにせずに済みます。昇進や異動の打診を受けたときや転職を考え始めたときは、決めた時期を待たずに見直しましょう。
見直しで確認したいのは、描いた将来像が今も目指したいものか、行動計画が予定どおり進んでいるかの2点です。日頃から考えたことや気づいたことをメモに残しておけば、以前の考えと比べて何が変わったのかを確かめやすくなります。定期的な見直しを続けることで、環境や価値観が変わっても、その時々の自分に合ったキャリアを選び続けられます。
キャリアデザインで失敗しやすいパターン

キャリアデザインは、考え方を誤ると転職後に後悔する原因になります。キャリアデザインで失敗しやすいパターンは以下のとおりです。
- 待遇だけで選んで同じ不満を繰り返す
- 自己分析が浅く適性に合わない仕事を選ぶ
- 短期間の転職が続き一貫性のない経歴になる
失敗しやすいパターンと避け方を知っておけば、転職先選びで後悔する可能性を減らし、納得できるキャリアを選べます。
待遇だけで選んで同じ不満を繰り返す
年収や休日数などの待遇だけで転職先を選ぶと、入社後に仕事内容や職場環境が合わず、再び転職を考えることになる可能性があります。待遇が良くなっても、転職で本当に実現したかったことが満たされなければ、働くうえでの不満は解消されません。
転職先を比べる前に、「新しいスキルを身に付けたい」「裁量のある仕事がしたい」など、転職で実現したいことを明確にしておきましょう。実現したいことを軸に比べれば、待遇に目を奪われずに自分に合った転職先を選べます。
自己分析が浅く適性に合わない仕事を選ぶ
自己分析が浅いまま仕事を選ぶと、自分の強みや価値観に合わない仕事に就き、入社後に働きづらさを感じやすくなります。「人気がある」「将来性がありそう」といったイメージだけで職種を決めた場合は、実際の業務とのギャップに苦しむことも少なくありません。
仕事を選ぶ前に、自己分析で自分の強みと価値観を言葉にし、志望する職種の業務内容と照らし合わせておきましょう。自分に合うかどうかを根拠を持って判断できれば、入社後に後悔する可能性を減らせます。
短期間の転職が続き一貫性のない経歴になる
長期的な目標がないまま転職を繰り返すと、経歴に一貫性がなくなり、次の転職活動で不利になる可能性があります。短期間で職種や業界が変わっている経歴は、採用担当者に「入社してもすぐに辞めるのではないか」という懸念を持たれやすくなります。
そのため、転職を考える際は、キャリアデザインを軸に判断する方法がおすすめです。判断軸をもとに転職をしていくことで、職種が変わっても面接で一貫したキャリアとして説明できます。
キャリアデザインを転職に活かす方法

キャリアデザインで描いた将来像は、転職活動のさまざまな場面で判断や説明に活用できます。キャリアデザインを転職に活かす方法は以下のとおりです。
- 転職の軸を決める
- 志望動機に一貫性を持たせる
- 転職エージェントにキャリア相談する
キャリアデザインを転職活動に結び付けておけば、応募先選びから面接まで迷わずに進められ、自分に合った転職を実現しやすくなります。
転職の軸を決める
キャリアデザインで描いた将来像をもとに、転職先を選ぶ際の軸を決めましょう。転職の軸とは、「マネジメント経験を積める」「専門性を高められる」など、転職先に求める条件のうち特に譲れないものを指します。軸が決まっていれば、条件の良さに流されずに応募先を絞り込めるようになるでしょう。
軸は複数あっても構いませんが、優先順位をつけておくと、条件がすべてそろう求人がない場合にも決断しやすくなります。
志望動機に一貫性を持たせる
キャリアデザインで描いた将来像は、応募書類や面接で志望動機を伝える際にも役立ちます。採用担当者は、応募者がなぜ転職するのか、入社後に何を実現したいのかを確認しています。
そのため、「これまでの経験」「転職理由」「入社後に目指す姿」を将来像に沿って一本の流れで説明できれば、志望動機に説得力が生まれるでしょう。また、将来像から逆算して話せるため、面接で深く質問されても答えに一貫性を保てます。
転職エージェントにキャリア相談する
自分で考えたキャリアデザインを客観的に確かめたい場合は、無料で利用できる転職エージェントへの相談が有効です。転職エージェントでは、キャリアアドバイザーが業界の求人動向や多くの転職者を支援してきた経験をもとに、描いた将来像が実現できるかを一緒に検討してくれます。検討の過程で、自分では候補に入れていなかった職種や企業を提案してもらえることもあります。
相談する際は、キャリアデザインで整理した強みや将来像を共有しておきましょう。将来像を共有しておけば、紹介される求人や面接対策の内容も将来像に沿ったものになり、転職活動を効率よく進められます。
キャリアデザインで納得できる働き方を見つけよう

キャリアデザインとは、仕事と私生活の両方を含めて、将来の働き方や生き方を主体的に設計することです。キャリアデザインを考えると、将来への不安が和らぎ、今やるべきことや転職で優先したい条件が明確になります。
キャリアの棚卸しと自己分析で自分を理解してから理想の将来像を描き、行動計画に落とし込んで定期的に見直せば、その時々の自分に合ったキャリアを選び続けられます。
転職を考えている場合は、キャリアデザインで描いた将来像を転職の軸にして、入社後のミスマッチを防ぐことが大切です。自分だけでキャリアデザインを考えるのが難しい場合は、転職エージェントに相談すれば、客観的な視点を取り入れながら将来像に合った転職先を見つけられます。